この記事はこんな方におすすめ
- 競艇初心者でも高配当の舟券を当てたい
- まだ万舟券を取ったことがない
- 三連単で1着が決まっても2着以降がわからない
ボートレースの三連単予想では、良くある組み合わせとして、競艇のセオリーとも言われる「筋舟券(スジ舟券)」が存在します。
前回の記事では、インコース(1号艇)に強い選手が入っている場合の筋舟券について、詳しく解説してみました。
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この記事では、2号艇~6号艇を1着にする場合の競艇セオリー「筋舟券」について詳しく解説していきます。
2コースがまくりで1着のときの筋舟券
2コースの艇が1着を取る場合には、選択肢は2つしかなく「まくり」か「差し」のどちらかで必ず決まるという事を覚えておきましょう。
まず最初に2コースの艇が、スタートで出遅れた1号艇をまくる展開と筋舟券について説明します。
2コースの艇が1コースの艇をまくって1着を取る場合には、1コースの艇は2コースの艇の引き波でプロペラが空回りしてしまい、順位を大きく落とすことになります。
2コースが「まくり」で1着時の筋舟券
- 2-34(まくり)
- 2-3-456
- 2-4-356
2コースがまくりに行くレース展開は、よっぽど1コース艇がスタートで出遅れた場合にしかないので、この展開を使うことはあまり無い気がします。
2コースが差しで1着の時の筋舟券
また2コースの艇が1コースの艇の内側から差して1着を取る場合には、1コースの艇も引き波を受けないために2着3着に残ることになります。
2コースの攻め方として「不良航法」や「妨害失格」が厳しくなっている今は、ほとんどのレースで1号艇の内側を差す選択をします。
2コースが「差し」で1着時の筋舟券
- 2-13(差し)
- 2-1-345
- 2-3-145
差しを選択する場合には、1号艇の引き波を超えることになるため、モーターのパワーも必要になります。
3コースがまくりで1着のときの筋舟券
3コースの艇が1着を取る場合には、主に「まくり」か「まくり差し」のどちらかで決着がつくと覚えておきましょう。
まず最初に3コースの艇が、先に1マークを旋回しようとする1号艇の外側からまくる展開と筋舟券について説明します。
3コースの艇が1コースと2コースの艇をまくる場合には、内側の2艇は3コース艇の引き波を通ることになり、減速して順位を落とすことになります。
3コースが「まくり」で1着時の筋舟券
- 3-45(まくり)
- 3-4-561
- 3-5-461
- 4-3(4コース艇のまくり差し)
3コース艇がまくりで展開を作る場合には、うまく行けば1着を取れますが、4コース艇に内側を差された場合には2着になることもあります。
ただまくりで潰した1コース艇と2コース艇は、大きく順位を落とすことになるので、筋舟券はアウトコース艇になります。
3コースがまくり差しで1着のときの筋舟券
3コースの艇が2コース艇と1コース艇の間をまくり差しで展開を作る場合には、内側の2コース艇は3コース艇の引き波を通ることになり、減速して順位を落とすことになります。
スタートで2コース艇が出遅れて壁を作れない場合だと、3コース艇は簡単にまくり差しを選ぶことが出来ますので、2コース艇の逃し率が高い場合には3コース艇を要注意しておきましょう。
2コースが「差し」で1着時の筋舟券
- 3-14(まくり差し)
- 3-1-2456
- 3-4-1256
- 4-3(4コース艇のまくり差し)
3コース艇がまくり差しを選ぶ場合には、2着の筋目は1と4で決まりですが、3着は混戦になる傾向がありますので、不安な場合には3着を全通りで流しておくことです。
4コースが1着のときの筋舟券
4コースの艇が1着を取る場合には、基本的に「4カドまくり」か「まくり差し」の2択になります。
スロースタートが出遅れて、4カドのダッシュスタートが決まれば、一気にまくりを決めることになります。
4コースが「差し」で1着時の筋舟券
- 4-56(まくり)
- 4-5-61
- 4-6-51
- 56-4(56コース艇のまくり差し)
画像では4コース艇がまくりで、5コース艇が外側からまくりに行ってるけど、4号艇の内側を5号艇がまくり差してくるパターンも多くなります。
4カドまくりが決まったと思っても、内側から5号艇や6号艇がまくり差してくる場合もありますので、注意しておきましょう。
逆に4コース艇がまくり差しに行く場合の筋舟券は、下記の通りになります。
4コースが「まくり差し」で1着時の筋舟券
- 4-15(まくり差し)
- 4-1-5623
- 4-5-1236
5コースが1着のときの筋舟券
5コースの艇がトップスタートを決めた場合には、1コース艇が無理に1マークに侵入してこない限り「まくり」で行きます。
5コースが「まくり」で1着時の筋舟券
- 5-16(まくり差し)
- 5-1-6423
- 5-6-1423
5号艇のあとに6号艇が「まくり差し」で内側から来れば、2着や3着に絡んでくる展開となります。
もう一つ、5コース艇が1着を取る方法に「まくり差し」があります。
これは2018年のグランプリ準優勝戦が伝説のレースとなっているので、ぜひ動画で見て下さい。
準優勝戦で峰選手が5コースから「まくり差し」で1着を取り、グランプリファイナルの1号艇を獲得して、イン逃げで優勝しました。
6コースが1着のときの筋舟券
6コースの艇がトップスタートで展開を作るには、全艇を絞りながら「まくり」で攻めるか、先に1号艇を行かせてから「まくり差し」で差し抜くかの選択になります。
6コースが展開を作った場合には、6コース艇に続いてダッシュコースの艇が差し抜くような展開も多く、インが沈んだ場合には高配当の舟券が提供されます。
6コースがで1着時の筋舟券
- 6-15(まくり差し)
- 6-1-5423
- 6-5-1423
6号艇の選手を応援するときにオッズで100倍~1000倍しかない場合には、取り逃しが無いように「6-全-全」の20通りを買っておくことも可能です。
イン逃げ崩れの筋舟券まとめ
筋舟券というのは、ボートレース場によっても筋舟券が来やすいコースと筋舟券が通用しないコースがあります。
また軸と2着までは筋舟券が通用しても、三連単であれば3着の艇が予想外という事もありますので、基本的には筋舟券からの3着は全通りで流しておくと、万舟券を取り逃すことも少なくなります。
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